不動産投資で毎月継続する100万円の収益を生み出しているお台場大家さんのブログです。

儲かる物件の現地調査編(全30回)

【お宝ウォッチ】ポジティブポイント⑧太陽光その2

投稿日:2015年7月30日 更新日:

P1010667

 

 

前回に引き続き、太陽光発電装置を設置した方が良いのは

10Kw以上の発電装置が設置できるかどうかになります。

 

では、10Kw以上の発電システムが設置できるくらいのスペースは

いったいどのくらいの面積が必要か?

 

10Kw以上(全量買取)の発電装置のことを産業用設備といいます。

言葉の通り、産業=商売するという意味合いです。

太陽光発電装置を使って、電力発電所を作って、

電気を売電してお金を稼ぐという意味で産業用と呼びます。

 

全量買取タイプ=産業用タイプのパネルは

一般家庭のものより1枚当たりの発電量が多目のもので、

サイズも少し大き目のパネルを使います。

 

パネル

<パネル>

大体の目安ですが、縦1.7m☓横1m前後です。

約、畳1畳分です。

(1坪=3.3㎡=2畳)

250Kw前後発電します。

重さは20kg前後で、厚さは40mm前後です。

 

すなわち、10Kw以上の発電量を確保するには、

パネル枚数40枚以上は必要になります。

 

P1010657

目安は、畳40畳分ですが、パネル同士をビッチリ詰めるわけではなく

若干隙間を開けて敷き詰めたりします。

光を遮るような壁や段差があってもうまく発電しませんので、

壁際ビッチリにも詰めれないのでその分のスペースも必要です。

また、パワコンや他の機器類の設置スペースや

作業員の作業スペースの必要性もありますから、

最低でも100㎡以上はスペースが必要になってきます。

 

パネル1枚分の目安としては畳1畳分。

スペースの目安としては、30坪(100㎡)以上となります。

 

これくらいのスペースが取れるのであれば、

産業用太陽光が設置出来て電気を売って商売ができます。

 

 

では、太陽光を設置する初期費用はいくらくらいかかるのでしょうか?

これも、大体の目安があります。

パネルメーカーも有名国内産メーカーから知らない外資系メーカーまで

最近は多種多様になってきましたので、

それぞれ特徴があります。

 

知らないメーカーは安くて保証期間が長いです。

知ってるメーカーは高くて保証期間が短いです。

正直、パネル自体は安い方が良いと思います。

理由は、パネルが壊れる事ってあまりないので。

 

むしろ、パワコンやシステム関係については、

壊れる可能性が万が一でもあります。

この場合に、電話がつながらないようでは困ってしまいますので

出来れば有名国内産にすべきだと思います。

(ほとんどのメーカーが有名国内産を使っています。)

 

太陽光発電装置全般についてはメガソーラーでもやらない限り

金額にあまり変わりはないと思われますが、

設置工事の工法によって、金額が大幅に違ってきます。

設置工事の工法とは、設置する場所によってです。

 

 

<1Kwあたりの工事費>

 

・スレート屋根(一般住宅の屋根) 30万円前後

・陸屋根や折半屋根(マンションや倉庫) 35万円前後

・地上野立て(土の地面に設置)40万円前後

 

これは、あくまでも目安です。

複雑な場所に設置する場合はもっとかかったりするかも知れません。

 

 

ちなみに、この目安金額なんですが、何で僕がわかるのか?

 

以前の通信関係やってた僕の作った会社で、

工事部隊も編制しまして、通信の工事だけじゃなくて、

太陽光の工事も少しだけやった時期がありまして。

そこで、大体の事は学んだのです。

 

2~3年は経過しているので若干の狂いはあるかと思いますが、

大体の目安としては参考になるかと思います。

 

ちなみに相模原の僕のマンション屋上には

バッチリ10Kwの太陽光付けてありますから。

 

今からだと3年ちょっと前だったんですが、

当時のものは今よりも製品価値は落ちますよ。

 

段々と良いものになってきて良い工法が発明されてきています。

ですので、金額も安価なものになってきているので

国が定める売電価格も昔に比べて下がってきているのです。

売電価格が今は昔に比べて半分になっちゃったって良く言われる様ですが、

昔は、性能も悪いので今のモノより発電も弱く、値段も割高でした。

 

2012年から始まって5年間は特別期間と

国(資源エネルギー庁)も位置づけていました。

いわゆる、マイナーチェンジの5年間だったのです。

「人柱」になってくれたんだから売電価格を高くしてあげると言う意味で、

プレミア価格の売電価格が付いていたのです。

なので、今が普通だと思えば良いのです。

 

僕もパネルメーカーと取引してきたんで、

自分のマンションに付けたメーカーよりももっと安いものとかも

最終的には見つけてきたので、ちょっと悔しかったのですが、

当時としては安かったのかなとは思います。

 

だって、そもそも利益載せてないですからね~~~。

自分の会社で直接原価で仕入れて、

作業員も自社作業員で直接設置ですから。。。

 

 

一応、僕のマンション屋上に設置した太陽光の概要です。

陸屋根なのでアンカーを打って架台を設置してパネルを載せていきます。

 

ソーラーパネル(42枚使用・合計10.29Kw)

 定格出力245Kw

 縦1,650mm☓横991mm☓幅40mm

 重量19.5kg

 変換効率15%

 メーカー希望価格155,295円→35,525円で仕入

 (今では、もっと安く仕入れられます)

 

パワーコンディショナー(2台使用・合計11Kw)

 定格出力5.5Kw

 縦490mm☓横678mm☓幅200mm

 電力変換効率94.0%

 メーカー小売希望価格509,800円→184,000円で仕入

 (これも今ではもっと安く仕入れ可能です)

 

カラーモニター

 縦160☓横127☓33mm

 重 量約200g

 メーカー希望小売価格94,080円→38,000円

 

架台60万円

 

あと基礎アンカー85万円

 

その他雑材20万円

 

合計約350万円

P1010487

P1010630

P1010667

P1010671

P1010679

 

<収支状況>

1ヶ月の売電金額約5万円前後

年間約60万円

利回り60万円÷350万円=約17%

 

以下、平成26年度の東京電力から振り込まれた金額です。

24年12月 42,756

25年 1月 40,488

    2月 39,144

    3月 43,932

    4月 55,482

    5月 69,638

    6月 50,500

    7月 47,692

    8月 59,702

    9月 40,003

   10月 44,928

   11月 37,670

 

1ヶ月あたり大体5万円弱です。

一部屋分の賃料に相当する感じでしょうか。

350万円で中古ワンルームを購入したのと同じ。

 

しかも、空室になることはないです。

太陽の光が無くなることは無いです。

季節によって太陽の光が照射具合がバラつきますが、

太陽光の強みは、絶対に無くならないことなんです。

 

メンテナンス費用についてですが、

太陽光発電装置自体は

パワコンを20年に1回交換するのみです。

基本的にはたったこれだけです。

(パネルにゴミが付いていたら取ったりとかはして下さい。)

 

 

◆今日の公式◆

太陽光のメリットは、絶対に無くならない。

空室になることがない。

 

 

 

では、次回は、不動産投資をやっていて

知らなきゃ最も「損」するプロパンガスの本当の使い方です!

 

壊れたエアコンを交換するといくらかかるか知ってますか?

10万円くらいでしょうか?

それが、タダでできたら良いですよね?

 

では、次回もお楽しみに!

 

はじめましたので、どうぞよろしくお願いします。

ポチッとお願いします。

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

-儲かる物件の現地調査編(全30回)

執筆者:

関連記事

no image

【お宝ウォッチ】ポジティブポイント①駐車場

        前回の続きです。   前回までは、物件のネガティブポイントの写真を バシバシ撮って来るということでしたが、 物件の現地調査では、修繕箇 …

no image

【お宝ウォッチ】ポジティブポイント②自動販売機

        前回の続きです。   家賃収入以外のキャシュポイントとして ポジティブポイントを探しましょう。     ☐自動販売 …

no image

【お宝ウォッチ】ポジティブポイント⑧太陽光

    はじめましたので、どうぞよろしくお願いします。 ポチッとお願いします。     前回の続きです。 家賃収入以外のキャッシュポイントを探せ!   …

no image

【お宝ウォッチ】撮影は女性目線で

        前回の続きです。   現地調査のコツです。 「気になる部分を全て写真で撮って後で見直す。」   では、その「気になる部分」と …

no image

【お宝ウォッチ】宝探しどこまで行く?

        販売図面をネットで収集する方式を使えば、 日本全国の不動産情報が何もしなくても 毎日毎日ドサドサメールで送られてきます。   北海道の …

カテゴリー

各カテゴリーのページです。成果を出すための方法をカテゴリーごとにまとめたページになっています。


不動産投資物件購入前

物件購入までの方程式

不動産投資で成功できるかできないかは物件購入前に決まってしまうと 言っても過言ではありません。
不動産投資で成功したい方のために、どのようなマインドセットで 臨めばよいのか、儲かる物件はどのように リサーチを行えば見つかるのかなどを解説しています。

1.資産構築マインド
2.儲かる物件を見極める編
3.宝の地図の集め方編
4.儲かる物件の現地調査編
5.金融機関攻略