はじめましたので、どうぞよろしくお願いします。
ポチッとお願いします。
前回の続きです。
家賃収入以外のキャッシュポイントを探せ!
ってことで、自動販売機、コインランドリー、看板と
コインランドリーまでお話してきました。
ここまでは、初期費用が無料で導入可能な設備です。
今日は、若干投資費用が掛かりますが
収益性は上がるお話です。
☐太陽光発電を設置できるか
最近大注目の太陽光発電です。
ここでは、いわゆる「エコ」かどうかの判断基準ではなくて、
「稼ぐ」という意味合いでの太陽光設置可否についてお話します。
太陽光は儲かるのか!?
太陽光を設置して東京電力に電気を売って(売電して)
儲けられるかどうかです。
「太陽光発電」とは、今更、意味は分かると思いますが、一応。
太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式のことで、
「ソーラー発電」とも呼ぶ。
再生可能エネルギーである太陽光エネルギーの利用方法の1つである。
物質に光を照射すると電気が発生する自然現象のことを
「光起電力効果」と呼びますが、
この現象を利用したものが太陽光発電システムです。
英表記で「Photovoltaics」や「Solarphotovoltaics」と呼ばれ、
略して「PV」とも呼ばれます。
「太陽電池」とは、
上記写真の、いわゆる、パネルの事です。
光のエネルギーを即時に電力に変換して出力する発電機で、
ソーラーパネルやソーラーモジュールとも呼ばれます。
「電池」と言っても、乾電池や蓄電池とかの
「電気を貯める」と言う意味合いではないです。
「再生可能エネルギー」とは、
「絶えず資源が補充されて枯渇することのないエネルギー」、
「利用する以上の速度で自然に再生するエネルギー」という意味です。
具体例としては、太陽光の他、
太陽熱、水力、風力、地熱、波力、温度差、バイオマスなどが挙げられます。
太陽光以外にも沢山の自然エネルギー変換装置が利用されています。
この中でも、現在の日本において、
個人レベルで簡単に扱える装置が太陽光発電装置になります。
では、太陽光発電装置の仕組みです。
太陽光発電システムでは、
①まず「ソーラーパネル」で発生した電気が
②「接続箱」に集められ、
③「直流側開閉器」を介して、「直流」電流となった電気が
④パワーコンディショナー(パワコン)へと供給されます。
日本の場合、家庭用に供給されている電力は
通常100Vの「交流」電圧となっているため、
当然、家電製品もそれを前提に設計されており、
ここに電圧や電流の不安定な電気が流れてきたら
家電製品にも悪影響を与えてしまいます。
そこで、ランダムな電圧と量で入力されてくる電気を、
「パワコン」で安定した出力にできるように調整します。
「パワコン」は、言わば発電機の管理者です。
「パワコン」で調整された電気は、
⑤「屋内分電盤」に送られ、
⑥家庭内の冷蔵庫やテレビ等の各家電製品にへ送られていきます。
【売電】システムを取り入れている場合、
家庭内で電力が不足している場合、
パワコンから出力された電気は家庭内に供給され、
⑦余っている場合は「電力量計」を通じて
⑧外の電線に送られて「売電」されます。
また、停電時でも日射があれば、
「パワコン」の自立運転機能で通常の電気系統とは別に電気を供給し、
完全な停電状態を回避することができます。
【売電】と【買電】
電力会社から電気を買うことを買電(かいでん)、
電力会社に電気を売ることを売電(ばいでん)と呼びます。
通常、電気の値段は買電は1Kwhあたり20円前後で、
売電の値段は現時点で27円とされています。
(以下、簡単に説明します。)
「余剰買取制度」と「全量買取制度」
太陽光で発電した電力を、まず、自分で使って、
余った電気を電力会社に売る方式を余剰買取制度と言います。
これに対して、太陽光で発電した電気を自分で使わずに
全部を電力会社に売ってしまう方式を全量買い取り制度と言います。
どっちが得なのか?
あなたが、電気会社から買っている電気の値段って知っていますか?
電気の値段の単価を1時間(1h)当たり消費する電力量(Kw)と言う意味で
「1Kwhあたり〇〇円」と呼びます。
あなたが電力会社から買っている電気の値段は、
大体、1Kwhあたり15円~25円くらいです。
で、2015年7月現在で、売れる電気の金額は
余剰買取制度で1Kwhあたり33円か35円。
全量買取で1Kwhあたり27円です。
一見、余剰買取の方が良さそうに見えますが、
自分の家で消費した余り分なので、消費しても足りなかったら
売るどころか買う羽目になってしまいますし、
売れる期間が10年間だけなんです。
全量買取は20年間売れるんです。
なので、全量買取にした方が稼げます。
と言うか、全量買取に出来なのならば
太陽光発電はやらない方が良いです。
エコとかの基準ではなくて、
あくまでも稼ぐとの基準で判断しています。
例えば、戸建住宅の屋根の場合せいぜい載せても5Kw程度。
今の単価からしても1ヶ月あたりの売電は1~2万円程度。
なのでほとんど余りませんし、
余っても売れる金額は数千円程度と思われます。
自宅で消費する1ヶ月の電気代とあまり変わりません。
太陽光の工事費用がこの量で安くて大体200万円前後です。
単純に計算しても、元を取るまでに100ヶ月~200ヶ月は掛かってしまいます。
しかも、電気代を相殺してしまったら、多分、元が取れる事は無いでしょう。
自宅の電気代を払わずに自家発電ができて、
もしもの時のためや地球のために良かったねと言う程度です。
全量買取の場合は、
全部の電気が20年間売れます。
例えば、上記例と同じで、余剰買取ではなく全量買取にした場合
20年☓12ヶ月☓1~2万円=240万円~480万円程度になります。
電気代が相殺されないので、
初期工事費用の元を取っても利益になります。
でも、誰でも好きに選べるわけではないのです。
10Kw以上の太陽光発電装置が設置できるのであれば
全量買取制度が利用できますが、
10Kw未満の太陽光発電装置しか設置できるスペースが無い様であれば
全量買取制度は利用できませんので、太陽光はやらない方が良いのです。
◆今日の公式◆
太陽光発電は10Kw以上なら儲かる。
10Kw未満ならやってはいけない。
では、太陽光設置のスペースはいったいどのくらいか?
それでは、次回をお楽しみに!