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金融機関攻略編(全37回)

【億借りる】借りれるだけ借りる

投稿日:2015年11月28日 更新日:

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前回までは、借入の「期限」と「利息」の

相対性理論についてお話してきました。

 

借りる側のメリットは貸す側のデメリットになり、

貸す側のメリットは借りる側のデメリットになります。

 

 

で、僕は、貸す側がどんなにデメリットになろうと

借りる側のメリットを追求していきます。

 

 

更に、スーパー必殺技がどちらにもあるという事。

 

 

 

今までの内容をもう少しまとめますと、

銀行に対しての要望は以下の3つになります。

 

1、なるべく多くのお金を借りたい

2、月の返済を少なくしたいので借入期間をなるべく伸ばしたい

3、総返済額を少なくしたいので利息を低くしたい

 

 

このうち、2と3については相対性理論になっていて、

いずれも借りる側に有利になる様なお話を前回までしてきました

その交渉テクニックで、スーパー必殺技を炸裂させる方法のところで、

つづく になってしまいました。

 

 

2、と3、については、基本的な考え方をお話してきましたが、

最もみなさんが気になる1、のお金を多く借りる方法をお話していないので、

この話をしてからスーパー必殺技炸裂奥義のお話にいきたいと思います。

 

 

 

まず、なるべく多くのお金を借りたいって感覚は大丈夫でしょうか?

不動産購入における融資は以下の3つのタイプに分かれます。

 

1、減額ローン

2、フルローン

3、オーバーローン

 

 

通常、不動産購入における融資の流れは、

まず借りる人物の属性評価と買う不動産の積算評価をします。

 

融資OKであれば、次にいくら貸すか?を決めます。

 

積算評価で出した額か売買金額のどちらか低い方に

銀行独自の掛け目を入れます。

評価額か売価の更に8割程度を実際の融資金額にします

 

銀行で出した評価額を貸してくれるわけじゃないんです。

更に、売価(借入申込み額)と比べて低い方の金額を貸し出す規準にして、

これでも飽きたらず、更に、実際の貸し出す金額は

この金額から8割くらい差し引かれちゃうんです。

どんだけリスクばっか考えてんだって話ですが、

しょうがないんです・・・。

 

 

でも、この状況を知った上で、出来るだけ多くのお金を引出しましょう。

出来るだけ有利に借入出来る様に

少しでもささやかでも抵抗していきます!

 

 

ちなみに、2、の「フルローン」とは、

売価の額面通りに満額の融資を受けると言う意味で、

3、の「オーバーローン」とは、

売価+購入時の諸費用分まで含めてお金を借りると言う意味です。

 

なので、目指すは「オーバーローン」

せめて、「フルローン」です。

 

 

 

その前に借りたい金額の考え方ですが、

借りれるだけ借りるのが絶対原則です!

 

 

よく、こんなことを耳にします。

 

不動産投資で失敗する大きな理由は、

フルローンやオーバーローンを

無理に組むから破綻してしまう。

 

自己資金を多く入れて

なるべく返済額を減らしていくことこそが

不動産投資成功の道である。

 

なぜなら、キャッシュアウトするとか、

完済間際になると利息が減るので経費が減って

支払う税金の方がキャッシュフローを上回ってしまう

いわゆる、「デッドクロス」が発生する、とか言われます。

 

本も出てるし真面目な税理士とかは、よく言います。

 

 

なので、やっぱりお金はあまり借りない方がよく

自己資金を貯めるまで不動産投資には手を出さない方が良い。

不動産投資は、お金持ちがすることだ。

 

・・・なんてバカチンなこと思わないで下さい。

 

 

 

なぜなら、以下の4つの理由によるからです。

 

 

1、そんな儲からない物件を買うからそうなるんです!

 

2、全部使わないで少し貯めとけば良いじゃん!

 

3、完済するまで不動産投資やったことが無いだろ!

 

4、そもそも方程式にハマる物件ならこんなことにならない!

 

 

 

そもそも何のために不動産投資やってるのか?

 

 

お金が無くても、お金持ちになるためでしょ?

 

 

フツ―の一般人が、

お金が無くても他人の金を使って

不労所得を生み出せる唯一の方法です。

 

 

他人のお金を使って、お金を稼げるんです。

ココを最大級に利用しなくてはもったいないんです。

 

例え、宝くじに当たっても資金が1億円あるからって、

5,000万円の不動産を現金で買っている様では

お金持ちにはなりません。

 

と言うか、貧乏になります。

 

5,000万円を取り戻すまでに、

利回り20%でも5年間かかります。

修繕管理費等の経費を含めると

10年くらいかかるかも知れません。

 

そんなにお金があるんだったら、

融資不可能なもっと儲かりそうな事業に

投資すれば良いんです。

 

または、自宅でも購入した方がマシです。

自宅は、借りて購入すると負債になりますので

現金一括に限ります。

 

1億円の現金があっても、

投資用の不動産を購入する場合は、借入するんです。

1億円の現金があれば、借入も容易にできそうです。

 

頭金を1割入れろなんて銀行が良くありますが、

5,000万円を頭金に入れて5億円の借り入れを起こして

巨大マンション1棟買いなんてのも可能です。

 

 

この様にして、他人のお金を利用して、

自分のお金(キャッシュフロー)を構築できるのが

不動産投資の最大のメリットになりますので、

出来るだけ自己資金は抑えて、

出来るだけ多くのお金を借りる様に

出来るだけアレコレ策を練ります。

 

 

 

今までに、実際に僕がアレコレ練って交渉した策があります。

 

 

また、前回から引き続きのスーパー必殺技2も忘れてません。

 

 

次回お楽しみに!

 

 

 

 

◆今日の公式◆

不動産投資の絶対的法則

「お金は借りれるだけ借りる」

 

 

 

 

 

-金融機関攻略編(全37回)

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