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金融機関攻略編(全37回)

【億借りる】その他銀行 オリックス、SBJ、ゆうちょ

投稿日:2015年8月19日 更新日:

 

 

 

前回までは、都市銀行、地方銀行、信用金庫、ノンバンクと見てきました。

実は、この他にも不動産投資家にとっては見逃せない銀行があります。

 

ザッと挙げていきますので必ず参考にして下さい。

 

 

 

<オリックス銀行>

カードローン等で有名な金融大手のオリックスが手掛けるネット銀行です。

 

ネット銀行とは、ジャパンネット銀行や楽天銀行やセブン銀行等の

窓口を持たずにインターネットのみで預金や融資を行う銀行です。

実店舗や行員を持たないため、通常銀行と比べて固定経費がかかりません。

その分の利益を顧客に還元する形で、通常の銀行よりも高いサービスがあります。

特徴は、振込手数料がかからないとか、

預金や定期預金の利率が一般の銀行に比べて高いので

ネットを頻繁に利用する世代を中心に拡大している業界です。

 

では、オリックス銀行の概要です。

金利3%前後で、評価によっては2%程度になることもあり

ノンバンク系の子会社としては低めなイメージです。

借入期間は25年までOKです。

評価基準は、昔はスルガ銀行と並ぶ最後の砦ってイメージでしたが、

最近は、やはり厳し目な傾向にあると思います。

年収は500万円前後は必要で、積算評価ですので、

木造であれば新築が好まれます。

昔から変わらないポイントは、駅近物件や都心部のものが良いです。

ただし、2億円程度まで可能なので少額の築古木造アパートではなく

RC一撃必殺物件でも可能です。

 

 

 

<SBJ銀行>

最近、物凄く不動産投資に使える銀行として

不動産屋さんや投資家たちが噂している外国銀行です。

何と、韓国の新韓銀行の日本支店の子会社なんです。

書籍上でもネット上でもかなり話題にされています。

僕自身は、使ったことも面談したこともないのですが、

一応、調べましたので属性(年収)が高くない方にお勧めです。

 

属性は、年収300万円前後でも挑戦可能です。

支店周辺の物件ですが、支店所在地としては、

東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡にあります。

隣接都道府県までは対応可能と思われます。

建物評価よりも土地の評価を重視しています。

金利は3%前後で、借入期間は30年まで可能です。

基本フルローン前提での審査なので自己資金を抑えられそうです。

驚きは、子供を負債として審査する様ですので、

独り身の方にお勧めなのかも知れません。

(まさに金持ち父さん的考えの銀行ですねw)

 

 

<ゆうちょ銀行>

不動産投資でまさかの郵便局!

郵便局か民営化されてから、ゆうちょ銀行は不動産に積極的で

あのスルガ銀行と提携して、不動産に向けた融資をしています。

スルガ銀行の商品をゆうちょ銀行が代理販売しているのです。

賃貸併用住宅には最も積極的な融資をしているイメージです。

住宅ローンにしてもアパートローンにしてもスルガ銀行の評価基準です。

 

ゆうちょ銀行は、特に、賃貸併用住宅に強いので、そこをお話します。

 

賃貸併用住宅は、オーナーの自宅とアパートを合体させた住宅。

自宅でもあるので、住宅ローンが使えることが最大のメリット。

 

住宅ローンの3つのメリットがあります。

①住宅ローンは金利が1%前後で激安

②借入期間がフラット35を使えば35年間

③属性が低くても住宅購入のためならローンが通り安い

 

これらの、メリットが享受できますが、

賃貸併用住宅で住宅ローンを組むには1つだけ条件があります。

 

自宅面積が全体の延べ床面積の2分の1以上必要。

 

この条件を満たさない限り住宅ローンが組めないんですが、

唯一、スルガ銀行は3分の1以上でOKなんです。

そして、その代理店であるゆうちょ銀行も同じ3分の1でOK。

 

収益を上げることを目指すならば、

自宅部分よりも賃貸部分の面積をできるだけ多く取りたいんです。

でも、住宅ローンが組めるのは2分の1にしないとダメなので、

賃貸収入が住宅ローンの返済部分を大きく上回って

セミリタイアにつながるレベルの大きな収益にはなかなかなりずらいのです。

 

これが、3分の2がアパートに使っても良いとなると、かなり朗報です。

 

特に、低属性でアパートローンが引けない方に朗報です!

 

元々、金利は住宅ローンでも3%前後と高いはずです。

それでも、他の銀行で受け入れてくれないような低い属性の方でも

受けるという理念でやっていますので、利用させてもらいましょう。

 

都市銀行等の低金利でも住宅ローンが組める属性の方は

0%代の金利で賃貸面積2分の1と

3%の金利で賃貸面積3分の1では、

どっちが儲かるかをキッチリ計算してから判断しましょう。

 

 

まとめますと、こんな場合は、ゆうちょ銀行向きです。

金利3%前後、借入期間35年以内、居住面積3分の1の賃貸併用住宅

都市銀行で住宅ローンが組めない低属性のあなた

 

 

◆今日の公式◆

低属性には、ゆうちょ銀行の賃貸併用住宅

 

 

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