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儲かる物件を見極める編(全16回)

【宝の地図】知らなかった?日本の不動産には住所が「2つ」あった!

投稿日:2015年5月24日 更新日:

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もしかしたら、知っている人も多くいるかもしれませんが、

僕は全く知らなかったので、ビックリでした。

 

不動産の住所って2つあったんですよ。

ビックリです!

 

 

不動産の住所のことを、一般的に「所在地」と呼ばれます。

 

「所在地」とは、

不動産の存在する場所のことを指して言います。

 

更に、所在地の表示方法として、「地番」と「住居表示」があります。

 

普通、みなさんの住所というのは、「住居表示」のことを言います。

 

「地番」とは、不動産登記上の表示です。

簡単なイメージとしては、昔の住居表示みたいなヤツです。

今は、1丁目7番1号(1-7-1)と表示されているのがほとんどですが、

昔って、1丁目8324番 とか、

3592番-73 とかってあったと思いますが、

こんな表示のヤツのことを言います。

 

2販売図面地番

 

販売図面地番

 

 

 

 

 

また、土地の単位ですが、

土地は、1個、2個、3個と数えるのではなくて、

「筆」と書いて、「ぴつ」と言う単位で数えられます。

 

 

この「地番」とは、1筆の土地ごとに定められた表示です。

不動産の所在地の正式な表示方法は、たぶん「地番」なんだと思います。

(僕も詳しくはわかっていませんよ。たぶんとしてしまいました。)

 

不動産の販売図面の所在地も「地番」で表されるのが一般的です。

でも、最近はわかりやすく「住居表示」で書かれていますね。

もしくは、両方書かれている場合がほとんどです。

 

しかし、「地番」は1筆の土地ごとに定められているため、

1筆の土地の中に複数の建物が建っていたり、

数筆の土地にまたがって建物が建っていることがあり、

「地番」だけでは建物を特定できない場合が多くなってきたのです。

特に、最近の都心部での住宅事情でしょうか。

 

 

そこで、訪問・配達などに便利なように定められたのが「住居表示」です。

「地番」は、各法務局に備え置かれている不動産登記簿で、

「住居表示」は、各市区町村の係でそれぞれ確認することができます。

 

ゼンリン地図等には住居表示が記載されています。

インターネットのマップや車のナビなんかも住居表示ベースですね。

 

元々は、「地番」だったのでしょうが、

もはや、「住居表示」の方が一般的になってきており、

ほとんどが地番ではなく住居表示が使われています。

 

 

どうしても、「地番」と「住居表示」の対応関係が知りたいときは、

図書館や市区町村の「住居表示地番対照住宅地図」で確認できます。

 

 

 

でも、ここではそんなことはどうでもよい訳であります、、、

 

不動産の販売図面を見て、

この物件がGO!かどうかを判断したい訳です。

 

 

 

「住居表示」は、どうにかわかるけど、

「地番」がどうしてもわからない。

どうにかして「地番」を知りたい!ってときがあるかも知れません。

 

 

 

そうなんです。

 

路線価を調べるときに、国税庁のホームページでは、

「住居表示」ではなくて、「地番」なんですよ、これが。。。

路線価がわからないと、積算評価がわからないんです。

これでは困ってしまうんですよね。

 

 

でもね、大丈夫だったんです。

「地番」簡単にわかります。

 

 

でも、上記の様に、法務局やら市役所やら図書館?!やらに行って

何か小難しそうだし、もう、その時点で、既にオックウそうだし。。。

 

そんなことしなくても大丈夫です!

 

 

【裏ワザ】!?がありました。

 

 

 

電話で聞ける。

 

 

 

調べたい不動産の管轄法務局に電話して聞くだけ。

 

まず、調べたい不動産の市区町村を調べて、

 

「法務局 〇〇〇市」

 

で検索して下さい。

 

そうすると、該当する法務局が出てきます。

その法務局の電話番号に電話して下さい。

 

あの~、「地番」を聞きたいんですけど~~って言うと、

 

はい。では、「住居表示」はわかりますか?と聞かれます。

 

で、住居表示を言うと、少しお待ちくださいって言われて、

1,2分で調べてくれて教えてもらえます。

 

 

でも、これって、あんまりやっちゃいけない様な気がします。

基本、不動産業者さんなんかは法務局まで来て、

大きな閲覧用の地図が無料で置いてあるので、

それを見て、地番を調べています。

 

多分、一回の電話で複数の物件の地番を聞こうとしたり

業者っぽく感じられるような聞き方をすると、

法務局まで来て調べて下さいって言われちゃうかもしれません。

この辺は注意して聞いて下さい。

 

 

でも、法務局行って、無料で調べられますから

試しに近所の法務局へ行って、自分の家の地番でも見てくると

法務局内のイメージとかも掴めて良いんじゃないかなと思います。

 

 

 

で、

ここまできて何なんですが、

路線価を調べるときには、国税局のホームページではなくて、

「時価マップ」で調べると、

「地番」ではなくて「住居表示」で調べられるので良いです。

 

 

相続税路線価を調べるには【時価マップ】です。

 

 

 

早く言え!

じゃ、「地番」なんていらないじゃん。

って、言われてしまいそうですが、

そのうち使う時もあったりしますし、

不動産投資やってて、「地番」も「住居表示」も知らないようでは

不動産屋さんや銀行の担当者さんからナメられてしまうので

時間を取って、長々とご説明させていただきました。

 

 

 

◆今日の公式◆

 

【相続税路線価を調べるときは「時価マップ」で!】

 

【不動産の所在地は「地番」と「住居表示」の2種類ある】

 

【「地番」は法務局に電話すれば教えてくれる】

 

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