前回に引き続き、
【空室を埋める方程式】です。
なぜ、空室か？
理由は２つあります。
１．「内見が無い」
２．「内見があっても成約できない」
まず、１．が理由であるならば、
【内見ＵＰ↑の５ステップ】
この５つのＳＴＥＰを使って
まずは、内見者を増やしましょう！
内見者をご案内する際は、スリッパを忘れずに！
【ＳＴＥＰ １】
全国賃貸ポータルサイトへの掲載
【ＳＴＥＰ ２】
地元賃貸ポータルサイトへの掲載
【ＳＴＥＰ ３】
家主自らインターネットを使って募集
１．「ウチコミ！」
２．「となりの大家さん」
３．「ワードプレス」で物件ホームページ作成
これは、本格的にホームページを作成する事になります。
でも、意外と簡単なんです。
「ビズベクトル」っていう名前のテンプレートをワードプレスに合体させて
あとは、写真を入れて文字を打つだけです。
どちらかと言うとホームページよりブログに近い形にした方が、
ＳＥＯ対策にもつながって、集客性もあります。
日々更新して記事をたくさん作れば作るほど上位表示されます。
ワードプレスが最終形です。
ホームページビルダーとかそう言ったものはこれ以上は不要です。
サーバー代（ロリポップが有名）とメールアドレス代が数百円～かかります。
４．「地域情報サイト」作成
物件のある地域の公共的な情報サイトをワードプレスで作成して、
自分の物件ホームページとリンクさせる。
地域情報サイトは、公共性が高いので
ＳＥＯ対策でも上位表示させやすいのです。
公共性と言っても、役所とかを入れるんじゃなくても構いません。
飲食店とか公園とかお祭り情報とか名物等の
その地域にしかない情報であれば何でも構いません。
そこに、コソッと自分の物件のホームページ情報を入れときます。
あくまでも、コソッとです。
これが、ネット募集の最終形態です。
ここまでできればもしかしたら不動産業者さん不要で
入居募集出来ちゃうかも知れませんね～！
【ＳＴＥＰ ４】
「客付け業者回り」
ここで初めて現実の世界での営業活動が始まります。
ここでの考え方です。
「情報を拡散させる」と言う考え方は必要ありません！
もはや、ネットだとか上位表示だとか関係ないです。
大手賃貸ポータルサイトに掲載されている必要は無いのです。
では、何が重要か？
客付け不動産屋さんの、更に自分の物件の担当者に
如何にアピールできるかによります。
入居希望者は、今の時代、ほとんどがネットで物件検索をしてきて
２～３物件くらいの目星を付けて、最終確認に内見に来る際に、
本当は面倒くさくて嫌なんだけど
目星を付けた物件の不動産屋さんに内見依頼をしなきゃいけない。
で、その不動産屋さんが内見に同行して回る。
更に、その他の空き物件もついでに案内して回ってみる。
ここ重要です。
お客さんはＡ物件の内見に来たのに、
いつの間にか、Ｂ物件もＣ物件も見て回る羽目になります。
最終的には、Ａ，Ｂ，Ｃの３つの選択肢の中から
自分の気に入った物件を選択できる様になるので、
初めに思っていたものとは別の物件の内見に回ったとしても、
お客さんとしては良いことだと思います。
そこで、Ｃ物件を最終的に選んでしまうことだって良くありますよね。
と言うか、普通だと思います。
当初は、Ａ物件に決めていて、
最終確認に来たつもりが、
いくつか連れ回されているうちに
Ｃ物件の方が気に入ってしまって
ＡじゃなくてＣにしちゃった。
わかりますか？
このＣにあなたの物件が入れば勝ちです！
駅前、目抜き通り沿い等人通りや車通りの多い場所に
店舗を構えている不動産屋さんはほぼ客付け業者さんです。
客付け業者さんはお客さんである入居希望者を
どこかのアパートに入居させて初めて
お金がもらえる仕組みになっています。
別に、物件は何でもどこでも良いし、空室は無限にあります。
お客さんも沢山訪れてきやすい状況にしています。
では、何を基準に物件を紹介しているんでしょうか？
Ａ物件を見たいってお客さんに、
なぜ、わざわざＢ物件やＣ物件も見せて回るんでしょうか？
理由は、２つあります。
１．来たお客さんとなるべく多く時間を共有して、色々営業して、
他社に行かれたりしないように、この場で契約させたい。
２．出来るだけ、自分に対して実入りの大きい物件を契約させたい。
なので、あちこち内見して回ります。
ここで注目すべきは、２．ですよね。
不動産屋さんでは物件案内の優先順位があります。
１．自社物件
自社で所有する物件か若しくは自社で管理をしている物件
これは、当然ですね。
２．入居希望者が即決するくらいに決めやすい物件
例えば、新築物件は、内見させなくても「新築」と言ったそれだけで
申し込みが入るくらいです。
また、多少古くても、リノベーションしたばかりで、
対面キッチンや床暖房や最新設備が導入されていると
アピール箇所が多くて話の話題が広がりますので、
案内しやすい物件でしょう。
３．決まれば実入り（手数料）が大きい物件
これも当然だと思いませんか？
やり手の営業マンなら、まず、ここを狙うでしょう？
では、この続きは次回お楽しみに！
