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儲かる物件を見極める編(全16回)

【宝の地図】超簡単!お宝物件鑑定術公開!!

投稿日:2015年5月18日 更新日:

 

 

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前回の続きです。

 

【金融電卓】の使い方

 

これが僕の電卓です。

もうかなりボロボロですね。

もちろん、通常の電卓として使えますから。当たり前ですが。

 

 

試しに、築27年の

1億2,000万円の

RC造の

1棟マンションを購入しようとしましょう。

 

 

 

①まず、電源を入れます。

 

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②「融資額?」と表示されますので

借入金額を満額とすると「1億2,000万円」と入れて、

「入力」ボタンを押してください。

これで、電卓の中に「融資額」がインプットされました。

 

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③「利率?」と表示されますので

借入金利を3%として計算するとして

「3」と入れて、「入力」ボタンを押す。

これで、電卓の中に「利率」がインプットされました。

 

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④「月数?」と表示されますので

借入期間を年数ではなくて月数で入れます。

RC造の築27年なので、

耐用年数47年―築年数27年=残存年数20年

融資期間も20年であろうと仮定して計算します。

20年間は、12ヶ月☓20年=240ヶ月間になります。

「240」といれて、「入力」ボタンを押します。

 

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⑤これで、毎月の「返済額」が表示されます。

665,517円が毎月の返済額になります。

6 (640x360)

 

毎月66万円以上の返済が出ますので、

不動産投資の公式に当てはめると

満室家賃の40%以内ならGO!な物件なので、

満室家賃☓40%の金額が返済額66万円以上です。

満室家賃は、66万円÷40%以上となります。

すなわち、満室家賃165万円以上は欲しいと逆算できます。

 

意味わかりますよね?

結構、大事なところです。

 

更に、「入力」ボタンを押すと、

 

⑥トータルで銀行に返す「返済総額」が表示されます。

「1億5,972万4,080円」と言う金額が

銀行に返すべき「返済総額です。

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1億2,000万円しか借りていないのに、

4,000万円も上乗せされて返さなくてはいけないのです。

銀行は、何もしていません。

ただ、ただ、あなたにお金を貸しただけです。

 

銀行のビジネスって超不労所得ですね・・・・・・・。

 

 

 

 

とにかく、これで購入すべきかどうかの

不動産判定ができちゃいます。

簡単ですよね?

 

 

更に、利率をいじってみて下さい。

 

1%にしてみると、

毎月の返済額が55万円程度。

返済総額が1億3,245万円程度。

銀行に1,245万円しか多く取られないんです。

 

4.5%にしてみると、

毎月の返済額が76万円程度。

返済総額がなんと1億8,220万円程度に!

銀行には6,220万円も沢山取られちゃいます。

 

いかに、金利交渉が大事かということがわかりますよね。。。

 

 

 

また、借入期間の「月数」をいじってみて下さい。

 

10年間120ヶ月にすると、

毎月の返済額が116万円にもなり、

当初の20年間の場合よりも約2倍にもなってしまいます。

返済総額は1億3,900万円となり、

約2,000万円も少なくなります。

 

30年間360ヶ月にすると、

毎月の返済額が50万円になり、

当初の20年間の場合よりも16万円も減ります。

返済総額は1億8,200万円にもなり、

約2,000万円も増えてしまいます。

 

 

ただし、不動産投資の公式からすると、

50万円÷40%=125万円

家賃165万円も取れなくても、

家賃125万円以上取れればGO!物件です。

 

 

いかに、「借入期間」も大事かってことがわかりますね。

 

 

 

 

この判断基準が1番大事です!

これを基にして、展開していってください。

 

 

例えば、売主さんとの価格交渉するにしても、

購入後リフォームして高く貸せるかどうかも

この基準に適合するかどうかです。

 

 

そのうち、どんどん古くなっていけば家賃も下がってくるかも知れませんし、

修繕も必要になってくるかも知れません。

でも、初めにこの基準で購入しておけば何とか耐えられるはずです。

 

 

だって、この基準を満たした物件てそう簡単には出てきませんから!

 

 

そうなんです。

 

こんな高い基準で物件選別したらいつまで経っても買えないんじゃないの?

って思われる方もいると思います。

仰るとおり。

なかなか出てきません。

 

多分100分の1くらいかなと。

 

でも、100個見れば1個くらいはあるんです。こうゆうの。

 

それを見に行って現地判断して決めていくんです。

 

 

そんな膨大な量の販売図面てあるんでしょうか?

って疑問も出ると思いますが、あるんです。

 

ちなみに、図面100枚くらいであれば

すぐにも、お取り寄せできちゃいます。

1ヶ月もあれば大量の物件情報があなたの元に押し寄せてきます。

 

言い換えると、1ヶ月に1個くらいはGOな物件が出てくるんです!

 

1ヶ月に1個は買い物件の情報があなたの手元まで届きます!

 

 

 

では、どうやってそんなに沢山の物件情報を取り寄せるのか?

 

このノウハウはまた後で話すとして、

 

 

「収益性」の評価基準はここまでです。

 

もう一つの物件評価基準の「積算評価」について少し触れていきます。

 

物件の評価基準は2つありました。

 

「収益性」と「積算評価」です。

 

 

 

「収益性」は、家賃×40%>返済額です。

 

 

 

 

 

◆今日の公式◆

「原状はダメでも、今後儲かる可能性があるかどうか

 金融電卓を使って判断する。

     しかも、瞬間的に見抜く。

            100件も見ればすぐに慣れる。」

 

 

 

 

 

 

では、「積算評価」とは?

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2.儲かる物件を見極める編
3.宝の地図の集め方編
4.儲かる物件の現地調査編
5.金融機関攻略