前回の続きです。
金持ち父さんいわく、
金持ちは、【資産】を持つんです。
言い換えれば、
金持ちは、飛んでいかないドラゴンボールを探したり、
作ったりするんです。
だから金持ちになるんです。
これがコツです。
これから、何かをやっていこう、
起業しよう、ビジネスしよう、
本業の補完に新しい柱を構築しよう
と思っているならば、
【資産】を持つことを意識してください。
ここで話してきた定義通りの
【資産】を意識してください。
【資産】とは、自分の時間を使わなくても
勝手に収益をもたらしてくれる物です。
自分にも他人にも依存しないものです。
【投資】とは、【資産】を持つことです。
持つとは、買うこともできるし
作ることもできます。
買うことを【投資】と言ったりします。
作ることを【事業】と言ったり
【ビジネス】と言ったりします。
【事業に投資】すると言ったりすることもあります。
これが、【資産】【投資】【事業】または【ビジネス】の概念です。
金持ちは、投資する。
貧乏人は、消費する。
これから新しく何らかのビジネスを始めようと思っているなら、
【投資】することを考えてください。
何かの物語の宝探しの様に
【資産】を探しに行くのでも良いし、
今やっているか、または、
これからやる事業（ビジネス）があるのなら
それを【資産】にするように作り変えることも可能です。
何らかのビジネス、事業をする場合、
なるべく早い段階で
その事業を【資産】に変えてしまうように
初めから計画しておけば良いのです。
【資産】とは、自分がいなくても収入をもたらす物。
例えば、飲食店をやる場合なら、
お店出して、
食材仕入れて、
器材仕入れて、
バイト雇って、
チラシ配って、
３ヶ月でオープンして、
それから半年くらいで元取って、、､
くらいまでは誰でもイメージすると思います。
それから、もう１ステップイメージしてみます。
店長雇って、マニュアル作って、のステップです。
店長が確立されるまでは、
自分がお店を切り盛りするんですが、
店長が確立されれば自分はお店に出社して
切り盛りする必要はないです。
店長の給料は発生しますが、
自分の時間も丸々空きます。
例えば、その空いた時間で、
集客することに専念するとか、
もう一店舗出店する計画を作るとか
色々出来ると思います。
僕も、小さな事務所で営業マン雇って
リーダー的な存在で回していた時には
完全に僕がいないと成り立たない状況に陥っていました。
そのため、他からオファーがあって
少しの間だけ事務所を離れていると
全く機能しなくなり、
みんなどうしようもない状況になっているんですよ。
多店舗展開すると、
あっちの事業所に手をかけると、
こっちの事業所が回らなくなり、
こっちの事業所を手がけると
あっちが回らなくなる感じで。
まさに、皿回し状態から脱却できずにいました。
この状態から何とかして脱却して、
２店舗、３店舗と増やして行くと
あっという間にお金が倍増どころか
１０倍ぐらいに跳ね上がるんです。
僕は、会社を作ってからこの状態になって
ようやく給料（役員報酬）をまともに貰うことができました。
売り上げて支払った残りが
自分の収入になるわけですから、
その残りが無ければ自分の収入は無いわけです。
３事業所くらいになったときに
やっと給料３０万円を
役員報酬としてもらいました。
事業所を２つ、３つ、４つと増やして行くと
単に売上が倍になっていくだけではないのです。
相乗効果が物凄く出てきます。
例えば、事務員にしても、
全ての事業所で必要といううわけではなく
ひとつの事業所の事務員が
複数の事務所の事務作業をこなせます。
それに伴う事務用品や機器類等も
ひとつの事務所にあれば足りるのです。
なので、事業所を５つ増やしても
事務員を含めた事務経費については
増えないのです。
１つの事業所のみの場合は、
売上－経費がほんの少ししかなかったのが
５つの売上があっても経費が変わらず１つなので
圧倒的に利益が残るのです。
複数事業の相乗効果による【レバレッジ】が効いてくる。
また、僕のやっていた代理店販売の商品が
どこの事業所の営業行為についても
契約してくれたお客様のご自宅において
設置するためのちょっとした作業が必要になるんです。
今までは、元請け会社がそれらの作業を
別会社に発注して行っていたのですが、
僕の会社でも作業ができるように
作業員を募集して雇っていきました。
１つだけの営業事業所では、
新しく作業員を雇って
給料を払って行くだけの
作業の量がないのですが、
複数の事業所で考えると、
販売だけではなく設置作業でも
売上の目処が立つようになるのです。
そうなると、営業だけで拡大していく路線に
もう一つ別の設置作業をする
という路線が加わってきます。
営業できる事業所を１つ増やすということは、
営業の売り上げ元が１つ増えるだけではなく
作業の売上元も１つ増えるということになります。
更に、事務関係の経費は増えません。
売り上げが２倍になると
利益も２倍になるのではなくて、
３倍にも４倍にもなるのです。
この拡大展開ができたのは、
僕の手が一つの営業事業所から離れたからなのです。
１つの事業所のたった一人のリーダー的な存在
でしかなかった僕が、
これを手放すことにより
たった３年で売上５億円を超えるような
会社にすることができたのです。
この手放しができなければ、今でも
１つの事業所の一人のリーダーに過ぎないと思います。
この現状って、小さな会社を経営されている方に
非常に多いと思います。
これをだ脱却するんです。
脱却すると今までの仕事が【資産】となるのです。
